30歳から3年間くらい山梨で生活していた。甲府盆地では花見といえば桃の花というイメージがある。桜の花の満開から1週間ほどあとに見ごろを迎えるというのが私の感覚。
昨年から久しぶりに東京にいて、帰省のタイミングが合わないみたいなことも避けられたので、今年は甲府盆地の桃畑の花見散策を計画していた。きのうタイミングも天気も◎(二重丸)ということで、桃の花見サイクリングにいってきた。
メインの目的地は、盆地の南側の笛吹市(旧御坂町)にある花鳥山。甲府盆地が見渡せる。そして桃の花が満開のこの少しの間だけ盆地の桃畑が桃色の絨毯のように見えるイメージ。距離を走る予定ではないが、盆地の散策だけだと物足りないので、久しぶりの太良峠へのヒルクライムも。
適当レポート。
朝早めの松本行き普通列車で勝沼駅まで輪行。天気がよく、残雪の南アルプスの雄大な景色が出迎えてくれた。
青い空と鮮やかな桃色の桃畑を想像して、太陽の方向を考え、まず花鳥山へ。
満開の桃の花が四方に広がるなかをサイクリング。
ほどなく花鳥山へ到着。午前9時前の割と早めの時間だったが、すでに駐車場は満車。以前住んでいたころにはなかった、JRの線路施設ができていて駐車場とか展望広場とかが整備されていた。
眺める盆地は桃畑の桃色がきれいで、来てよかったと思った。すぐ下のリニアの展望広場に行ったら、立派な一眼レフカメラが数台セットされていて、聞くと間もなく新幹線が走ってくるのでシャッターチャンスを待っているとのこと。
急ぐサイクリングでもないので、自分もスマホでシャッターチャンスを待つことに。
ほどなく、リニア新幹線が轟音とともに接近し通り過ぎて行き、少し間をおいてまた戻ってきた。ということで、なんとか撮影できた。
リニア新幹線を見たのは初めてだった。
そのあと、盆地北側のフルーツラインを目指し盆地の桃畑を縫って進む。
フルーツラインから盆地を眺めながら走ってフルーツ公園まで行き休憩。
そして次の目的地の太良峠へ向かう。
ハタチ頃に登って以来ということでしたが、きつかった。
あとで確認したガーミンのログでは、距離7kmで平均勾配9%みたいな状況。人通りなく車もほとんど通行しないような良いヒルクライムルートでした。
そのあと水が森林道で帯那山まで行こうと進んだが、ゲートが閉鎖していたので行くのをやめて、フルーツラインに戻った。
峠に正午前についたので、フルーツラインの景色がいいと書いてあるところまで登り返して再度盆地の桃畑散策へ。
桃の花の桃色はとても鮮やかだと感心しながらたくさんの桃の花を飽きるほど眺めてきた。