”言葉を発するということは、矢を放つと同じ”
という文章を目にしたことがある。
以前、かなり矢を放っていた。
疲れちゃってから、個人的に使わないようにしていることばがある。
《がんばれ》
いろいろあって、どうしてもがんばれない状況な場合がある。
そう、がんばれない状態。自分もそんなときがあった。
がんばれないときは、がんばらなくていいと思う。
ナマケ者だ、という人がいるかもしれない。
向上心がないヤツだ、という人がいるかもしれない。
そんな風にいわれると、きっとつらい。
でもそれはしょせん他人の言うこと。
がんばれる人が、がんばろうと矢を放つ。
放たれた矢に当たらないように。
そんな言葉は自分に向けられたものでない。
がんばりたくてもがんばれない、そんなときは、
一生懸命に休んだほうがいい。
一生懸命にねたほうがいい。
一生懸命に生きているだけでいい。
がんばれないときは、がんばらなくていい。
そう思う。
元気を取り戻す。
動きたくなるようなエネルギーを蓄える。
元気があれば、何かしたくなる。命ある動物として。
やれることをやれるだけ。
それでとりあえずじゅうぶんだ。
がんばれない人はがんばらないで、ニッポン。