四方山自転車記。

自転車でヒルクライムは昼までに。ときどき山登り。~気が向いたら気の向くまま~サイクリングの記録。

ハタチの記録 〜北海道編その②

北海道編その2
チャリで走りはじめる。
まえの晩、久々に足をのばしてゆっくりねた。
草の上、テント、寝袋、結構いい組み合わせだ。

そして翌日。出発。
とりあえずの目的地は稚内。距離は200km弱。
その夏の走り始めだし、海沿いで風向き次第では進まないし、まあ最低2日間位はかかるかと・・。
海沿いを北に向かい走り始めた。
出発前のガテン系バイトで鍛えていたのでカラダの調子はいい。しかもとても強い追い風。
ルートは何にもなさげで平坦の日本海沿いオロロンライン。午前中には100km位走ってしまった。

100㎞走行にもかかわらず、余裕があって結構いけそうだった。
当時評判がよかったサロベツ原野の兜沼キャンプ場に泊まろうとも考えたが、前年いってみたら、自分の好みにはあわないから、とりあえずオロロンラインを走る。

まだ風は追い風、夕暮れまではまだまだ余裕があった。
そのまま稚内まで行ってしまうことに。
稚内が近づくと利尻岳も見え、いい気分で走り続けた。結局初日稚内まで走れた。

稚内のお泊りは決まって稚内ドーム。 すばらしい土木構造物です。
雨風がしのげる。
この年もノシャップ岬に行った。稚内ではいつもなぜか行ってしまう銭湯にも。湯船につかる
のはその年の8月は初めてだったんじゃないか。
そのころは決まってお祭り中。カニとかホタテとかなんだか安いし新鮮。稚内ドームといっても防波堤である。

稚内ドームはこんなところ。


翌日、荷物を稚内ドームにおいて宗谷岬まで。天気は晴れ。とりあえず日本最北端へ。
宗谷岬も3年連続3回目。サハリンが見えたと思う。北の果てというだけで寂しいところ。
荷物がないだけでやっぱり軽い。この日はとてもゆっくり。
宗谷岬では、宗谷岬の歌がエンドレスで流れている。“♪流氷溶けて〜・・・“ あとは忘れた。

稚内宗谷岬往復。ただこれだけでも70km近くは走る。

翌日の夜に仲間たちと稚内ドームで集合する予定だったが、1日暇なのもなんだかもったいないので、次の日は
南に向かってさっさと出発することにした。
この日の夕方早く到着していたひとりに、もう翌日に出発しちゃうと宣言した。
何せ初日は走りすぎ。天気が悪いと3日くらいかかると思ってたから。

稚内宗谷岬はこのへん

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記憶って変わってるのかもしれない。
まだGPSとかデジカメとか、一般人にはもてない時代だったな。
あったら、すっかり忘れてるかもしれないな。

その3(北海道縦断)につづく。